仕事をするときに、もっとリターンを意識しないといけない。コレにはかなり意識をビリビリさせられた!
今回は「投資効果を100倍高めるビジネス選書&読書術」(藤井孝一/日本実業出版社)をよんだ。前回に引き続き、本の読み方シリーズ!ということで。。
題名:レバレッジ・シンキング
著者:本田 直之
出版社:東洋経済新報社
ISBN:978-4-492004280-9
発売日:2007/07/12
概要
労力・時間・知識・人脈のそれぞれにおいて、1の投資から∞の効果を得るレバレッジのかけ方を解説。頑張っているけどなかなかハジケ感が得られない人や、これからの行動の方針を固めたい人におすすめ。
所感
DMWL(Doing more with less):より少ない労力でより大きな成果を。という考え方がよいなと思った。コレを日々の行動一つ一つで考えられているか!?とつねに意識しようと思った。何においてもゴールを設定し、自分に必要な物を選んで手に入れることで、大きな投資効率を上げることができることを学んだ。
ためになったポイント
この本では労力・時間・知識・人脈についてDMWLを実践する方法について書かれていた。ここでは特に自分の日々の仕事をこなしていくうえで重要だな、とおもったポイントについて触れていく。
何をおいてもまず仕組み化
ここが全体を通してのポイントでした。要は 仕事来た→取り組む の流れではなく、必ず先に仕組み化できないかどうか意識すること。仕事来た→仕組み化→取り組む ですね。
仕組み化すればそれが不労所得化して後に活きる。仕組み化のポイントとしては以下のものがあがってた。
- ナレッジ共有も仕組み化の一つ。教え合うことで相乗効果を生む。
- 単純なものは手順化して誰でもできるようにしておく。
- 小さいことから。
- 数字で管理する。
ナレッジ共有も仕組み化の一つ、というのには考えさせられた。
今のチームの仕事は技術質問対応のようなものなんやけど、対応するひとの技術力で対応のスピードや、対応の質が変わってくる。こういう現状に対して、個々人が持っている技術、してきた対応を共有・パターン化していくことで、対応のスピードをもっと上げることができるんじゃないかと思った。
KSFを見極める
仕組み化など考えたうえで、仕事に取り組む際には頭からまーっと取り組んではいけない。ということも書いていました。
大事なのは、ゴールから逆算して、KSF(Key Success Factor)に絞ること。よくある20:80の法則を考えると、大事なこと20ができれば残りの80ができるはず。
仕事ができる人・早い人、というのはこのKSFの見極めが上手い人・速い人のことを言うんやなと思いました。
このKSFは前例、良い先輩、ビジネス書などから探すとよい、と。これはまずはKSFのパターンを感じましょう、ということやと理解した。いずれそれをもとに最強のKSFゲッター(よいKSFを速く見極められるひと)になろう。
どうでもいいけどKSFとかくとどうしてもあのカーネルおじさんを思い浮かべてしまう。
時間の使い方
何でも行動に取り組むときは、必ず先に全体時間を決める。この時間でこれをやる、というように。これをきめることで、仕事はやらされるtodoではなく管理するタスクへと変化する。そして時間も仕事の仕組み化と同じく、ルーチン化しておくことでより効率的に使える。
これはわかっているようで意外と意識できてなかったな、と反省した。
特に同時期に「不格好経営」(南場智子/日本経済新聞出版社)を読んだことも大きい。この本からは意識高い人はこんな短時間でここまでの仕事をあげるのか!というフンイキを味わった。自分と比べると、自分ではこの時間の使い方を意識できていなかったんやな、と認識したわけです。
ここいら意識して行動するようにしよう。
ほんで他のひとの仕事っぷりを観察してそのエネルギー・スピードを日頃から感じておくようにしよう。
まとめ
今回のは労力・時間のレバレッジを主に紹介した。
まとめると
- 仕事来た→仕組み化→取り組む
- 取り組むときはKSFを絞る
- かける時間とアウトプットを意識する
もちろん知識・人脈のレバレッジについてもウロコぽろぽろな感じやったので超おすすめ。
いろいろ実行に移していこう。
というわけで今日の本からアクション!のコーナー
- 先輩の仕事を見て、活用しているツールをダウンロードする
- 仕事する前に、仕組み化できないか必ず考える
- 仕事する前に、時間とアウトプットを宣言する
はじめのは先輩の仕組み化を学ぶという意味でね。ちなみにさっそくあふwとCLaunch、CLCLをいれました。
このコーナー名もしっかり考えんとやね。。
そんなところで、
ほなまたね。